« ホワイト・リボン・タイヤ | トップページ | 交通事故 »

ドライブ・バイ・ワイヤ・システム

タダノ、クレーン車欠陥でリコール・業務改善を指示

問題になっているホイールローダーは、複数のタイヤで走行し、運転席とクレーン操作部が同じになっている物を指す。
操作部と走行部は、一見メカ的に接続されているような気もするが、これはシリアルポートで接続されているらしい。
今風に言えば、ドライブ・バイ・ワイヤ・システムだろう。

業界関係者は「あれは何時事故起こしても不思議ではない」と言われていた(ノイズで誤動作するかもしれないというレベルでだが)
そして今回の事故である。

以下は、仮定に基づいた話である。
車両やそれを制御するソフトを見ての判断ではないことをあらかじめ断わっておく。

おそらくこのホイールローダーには、3つの動作状態を想定したモードが組み込まれているだろう。

1)一般道走行モード
一般道を走行するためのモード・操作部は車両に対して前向きに固定され、クレーンの操作は出来ない

2)クレーン設置時運転モード
走行も可能だが、クレーンの操作も限定されて出来る。
操作部の旋回とブームの上下くらいか?(ブームを伸ばせばこけてしまう)
ここで事故の原因となった逆位相切り替えスイッチが登場すると思われる。
操作部が後ろ向きの際に、ステアリング・ホイールの操作と車体の動きを一致させるためだ。

3)クレーン操作モード
アウトリガーが出た状態・クレーンの操作はすべて行えるが、走行は出来ない。

メーカーは、運転手の操作ミスと逆位相切り替えスイッチの故障が重なったためとしているようだ。

操作ミスと言うが、事故現場まではホイールローダーは一般道を走行しているはずで、運転手は現場まで逆位相のまま走っていったとでも言うのであろうか?
そもそも逆位相切り替えスイッチが1)の一般走行時に生きている(切り替えスイッチの電気的な故障だった場合)こと自体がおかしいのではなかろうか。

‥詳しい状況がわからないので、推測でしかないのがはがゆい。

工事現場など一般の人が立ち入ることの出来ない限られた場所でのみ使用される場合は、多少の誤動作も想定範囲内かもしれないが、今回は一般の車道を堂々と走行できるタイプである。

許されない操作ミスを許容しない設計は、製造者の絶対責任である。

|

« ホワイト・リボン・タイヤ | トップページ | 交通事故 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61356/2221159

この記事へのトラックバック一覧です: ドライブ・バイ・ワイヤ・システム:

« ホワイト・リボン・タイヤ | トップページ | 交通事故 »