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予定調和の実験

リンク: @nifty:NEWS@nifty:妊婦ダイエット、子は肥満(共同通信).

医学関係の論文の結果は、センセーショナルなものが多い。
発ガン性物質など、素人にもわかりやすい結果が求められるからか?
実験の仕方も、結論を先に持ってきて無理やり実験で辻褄を合わせるようなことが多々起こる。

だから、魚の焦げを(焦げばかり20トン)食べるとガンになると言うような、程度問題が抜け落ちた形で世間一般に広がってゆく。
どんなものでも20トン一度に摂取すれば(できればの話だが)毒薬だ!

今回も大きく取り上げられて入るが、他の実験者による追試はこれからだろう。
内容もマウスの実験だけで、これを人間に置き換えた場合、どこからが問題になってどこからは問題ないかという視点がまったく無い。

妊娠中に限らずの過度のダイエットは当然問題だろうが、妊婦の肥満が胎児に与えるリスクとの比較もされていない。
結局、標準なら良いという凡庸な結末が見えている。

しかし結果だけを取り上げて、これから女性週刊誌や出産情報誌には常識のように扱われるのでしょうね。

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コメント

はじめまして、savoyと申します。

以前確率について記している本に、
医療関係で治癒率が2倍になったというとき、
1000人中一人が完治した → 1000人中二人が
完治した....つまり2倍、というケースがあるとありました。

日本ではこのように表現する事が認められているそうです。
自分のやった事を認めさせるためには、
センセーショナルにやりたくなるのでしょうね。

投稿: savoy | 2005/06/08 21:32

コメントありがとうございます。

センセーショナルな結果を導くために実験をしているのであれば、大問題です。
また、わかりやすい結果だけを過剰に報道するマスコミの姿勢にはほとほと呆れています。

かつては発がん性物質の発見競争。
最近では、ほとんど根拠がないことが判り消滅しかかっている環境ホルモン問題。
BSE騒ぎも、(かかれば確実に死にますが)人口当たりの致死率を考えると、喫煙による死亡リスクの何万分の一にもかかわらずあまりに大げさに取り扱われている現状。

いずれも結果だけはわかりやすくて、過剰に採り上げられたものの例です。

研究者からしてみれば、マスコミで取り上げられれば助成金が増えて懐が楽になると言う事情はあるでしょうが‥。

投稿: くるまこのみ | 2005/06/09 14:26

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