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なぜ誰もやらなかったか?

バンパーでprimeraさんから寄せられた素朴な疑問。
気になったので調べてみました。

アルミ・パネル・ルーフは、アウトランダーに先駆けてランサーエボリューションIXから実用化されている。
詳しいことはこちらを。

この論文、端から端まで読んでみたが、リサイクル性に関する記述はどこにもない。

効率よく金属をリサイクルしようと思えば、必ず分別が必要になる。
多少の混ざり方なら、製錬途中でスラッジとして排出されるだろうが、アルミは分ければ鉄より高価だ。
出来れば分けたい。

パネルを外そうとすれば、何ヶ所あるか知らないが、スポット溶接の代わりにかしめてある箇所をドリルで1個1個穴あけし、はがしていくしかない。
形がどうでもいいなら鋸で切ると言う手もあるが、どちらにしてもアホなほど手間がかかる。

エボリューションならたかが知れた台数だが、アウトランダーは数を出そうとしてるのでしょ?

アルミの整形や接合など、時間をかければクリアできる問題だ。
ではなぜ、各社がボディーの一部分をアルミ化することをしなかったか?
三菱自動車の商品企画部門は冷静に考えてみるべきだった。

今となっては簡単なルーフの取り外し方を調べる方が先決かもしれないが。

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コメント

PDFファイル、見てみました。よくこれだけ技術的な論文を発見なさいましたね。

接合が難しいこと、リペア性にも難があること(オールアルミのNS-Xなどもこれで悩んだらしいですね)、などまだまだアルミにも問題があるような気がします。

小生のコメントを採りあげていただき、ありがとうございました。

Primera

投稿: Primera | 2006/01/26 00:25

私も言われて気付いたのですが、この例は技術者の陥りやすい盲点ですね。

それにそこまでルーフの重量にこだわるのなら、なんでルーフレールのオプションがあるのか?
サンルーフまである!

アウトランダーくらいのルーフパネル面積だと、単体重量は、多分15kg~20kgでしょうか?
ノーマルならともかく、上記オプションをつけるとパネル単体45%(エボリューションの場合)の軽量化なんて、簡単に帳消しです。

競技用のワン・オフ車と量産車の社会的立場の違いを理解できず、市場に出るまで歯止めが効かないのですね。

こういう例を見ると、まだまだ三菱自動車の体質は変わっていないようにも思います。

投稿: くるまこのみ | 2006/01/26 09:10

RX-7はFC3Sの頃からボディパネルやサスペンションアームにアルミ合金製部品を広範囲で採用しています。RX-8やロードスターでも同様です。
溶接構造部品ではありませんが、予め分別して処分されているという話を聞いたことがありませんし、それで問題になったという話も聞いたことがありませんでした。

自動車の車体などの最終処分は、シュレッダにかけて細かいチップ状ににして比重の差で材質をより分けているという話を聞いたことがありますが、それで対応するという考え方なのではないでしょうか?

あと、各社アルミ、鋳鉄、その他の材質が混在しているものとしては、エンジンがありますが、これの分別はどうしているんでしょうね?

先に分別して対応できればいいのは確かで、これからはそういった対応も必要になってくるでしょうね。

でも、マツダがどうやっているか、気になってきたぞ。
ディーラーで聞いてみようかしらん(^_^;)。

投稿: nan | 2006/01/26 10:20

リサイクル調べてみました。

ボディーは確かに一塊にして砕いてました。

そうなると、リサイクル性の問題はあまりなさそうですね(いきなりトーンダウン(^_^;)

後は対費用効果ですね。
コストを割くほど効果があるのか‥。

投稿: くるまこのみ | 2006/01/26 21:29

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