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ずれる発売日

TBとコメントいただいた、ummoさんの記事からインスパイア。

新型スカイラインは、今回登場したセダンと、後にクーペが追加予定だ。

なぜクーペが後からの登場になるのか。

理由は諸所あるが、大体以下の通り。

1)生産負荷の平準化
日本では、生産開始から3ヶ月が販売台数のピーク。
それがすべて納車されるのには、半年はかかるか?
そこから極端に台数が落ちて、マイナーチェンジでちょっと盛り返し、あとは横ばいからなだらかな下降となる。
これでは、せっかく工場を新型車用にあつらえても、後半は生産設備が遊ぶことになる。
これを少しでも解消するために、バリエーション車を後から投入する。

2)開発能力
ベース車の構造がほぼ決まった時点で、派生車の構造開発が始まる。
先ずはそのスタートラインの差。
そして同じ車名を持つクルマでも、セダンとクーペで背の高さを変えた場合、似たような構造とはいえ衝突時のつぶれ方がそれだけで大きく変わる。
これの検証にかかる時間でも差が出てくる。
最近は、プラットフォーム側に強度の重点を置くことで出来るだけ回避しようという方向だが、これをやるとプラットフォームの重量が嵩み、重たくなる弊害もある。
では同時に出る車はなにが違うのかと言うと、センター・ピラーまで共通とか、一番弱いモデルで検証するなど工夫をするようだ。

3)市場特性
北米では独立したラゲッジ・スペースを持つセダン/クーペが好まれ、欧州ではハッチバック・タイプが好まれる。
同時に生産開始しても、それが多く売れる市場に重点的にそのモデルを投入する

などなどだ。
売る側の都合といえばそうだが、新し物好きの日本人の嗜好にも影響されると言うことだ。

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