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煎じて飲みたい爪の垢

徹底的にマーケティング・リサーチして商品出して、企業努力で値段も落しってるのに、どうしてさっぱりクルマが売れないんだろう‥。
今、どの自動車会社もそう思っているに違いない。

その答えは、きっとこれだ。

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN - 1101.com
任天堂の岩田社長と糸井重里氏の対談。


リンク先最後の方、

糸井

(隣の席の佐藤と向かいの席の永田を指しながら)
つまり、佐藤くんの命が危ないというときにさ、
代わりに永田くんが死んじゃうような方法なら
わりと簡単に思いつけるんですよ。
余裕のある企業や組織ほど、
そういう解決法を選んでしまってダメになるんです。
一個ずつは解決できるっていうときに、
しらみつぶしに解決しちゃうんですよ。
まず、佐藤くんを助けて、
「あ、永田くんが危ない」というので
今度は永田くんを助けてっていうふうに‥‥。

岩田

無限に手間とエネルギーをかけちゃうんです

糸井

そうなんですよね。

岩田

「多かったら少なくしよう」
「足りなかったら増やそう」というふうに、
いま起こってる事象をそのまま
しらみつぶしに解決していくのは、
誰でもできることだし、工夫もいらない。
たとえば、ある料理店で、お客さんが
出てきた料理について「多い」と言ってる。
そのときに、「多い」と言ってる人は、
なぜ「多い」と言ってるのか。
その根っこにあるものは、
じつは「多い」ことが問題じゃなくて、
「まずい」ことが問題だったりするんです。


暗にPS3を非難しているようにも取れるけど(w

日本の自動車会社は、国内市場が振るわないといいつつ好調な輸出に支えられ、国内市場のてこ入れにその余剰金を惜しげも無くつぎ込んでいる。
余裕が無いと言いつつ、袖を振ればお金が出てくるのでついつい使ってしまっているのではないだろうか。

やらなくてもいいこととはつまり、全長、全高10cm刻みに同じコンセプトのクルマを作るとか、3ヶ月しか流さないCMのために高い金出してタレント雇って、契約切れた途端に他の会社のCMに出てるとか。

そうしているうちに、本質的に優れたクルマ‥サイズ、使い勝手、デザイン、値段‥がその他どうでもいいモデルに埋没してしまい、消費者が良さに気付かない。

勢い選択方法は値段や維持費の安さに走り、枠限定で解かり易く機能が突出した軽自動車に目が向く。

そんなところではなかろうか。

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