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シーム溶接にかけた保険

走行性能を高めたコルト・スペシャルが登場 【 carview 】 ニュース - 自動車業界 最新の動向を毎日チェック:

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このクルマに採用されているシーム溶接とは、2枚の円盤(電極)で接合面を挟み込み、連続して通電することで溶接をすることだ。
理論的には、連続した溶接(溶接面に対して連続して溶接)が出来るわけだが、実際にはそうは行かないケースが多い。

スポットやシーム溶接は、抵抗溶接という溶接方法に分類される。
抵抗溶接は、電極で挟み込んだ鋼板のほうが抵抗が大きいことから起こるジュール熱で溶接を行う方法だ。

シーム溶接の場合円盤は点接触で、その間に電流を流すわけだが、溶接し凝固した部分は点接触箇所より電気抵抗が低く、そこに大きく電流が流れる(リーク)ことによって、肝心の溶接箇所に熱が発生せず溶接面が溶け込んでくれないことになる。
更に今回シーム溶接を施している箇所は、部位によってパネルの材質や枚数がころころ変わっている場所である。
それ故に、通常のスポットをした後に、微細な調整のできる人間の手で溶接ということになる。
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それでも最終的な溶接品質は、ボディーを分解した上溶接面をスライスして電子顕微鏡で解析するしかないので、本当に着いているかどうかの保証は出来ない。

ボディーとしての構造と、最低限の溶接箇所を確保するためにスポット溶接。
それ以外はおまけ(着いている箇所は確かに着いているが、最悪はがれても問題ないレベル)と考えておいたほうがいい。

それでも、くっついているところはくっついているはずなので、ボディー剛性が上がっているのは間違いないだろう。

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