トヨタ、レクサス店を分社化2010年めど 販売強化を主導
簡単に言えば、現在のたとえばトヨタ店・トヨペット店と実は同じ会社のレクサス店を、親会社から切り離し背水の陣で臨ませようという事。
ヒトの金で城を造らせ、その城の補給を断って生かさず殺さずにしようなんて、あまりに酷いのではないか?
それとも5年経てば、顧客の移動が完了するという腹積もりなのだろうか。
4ヶ月前にも書いたが、レクサスが売れていないという。
ところで、レクサスが売れていないという基準ってなんだろう?
こちらによると、月当たり3000台ということなので、
IS+GS+SC=3000/month
ということは年間で
3000x12=36000
ということだ。
これに対して昨年7月から5月末までの11ヶ月間実績が1万9901台。
記事では8割とあるが、実際には目標の6割。
これはトヨタに遠慮したのだろうか?
電卓叩けばすぐわかる数字なのに。
レクサスの‥これを失敗というなら‥失敗の最大の原因は、市場の購買能力を見誤ったことではないか。
トヨタ・ブランドの、台数を稼ぐ大衆車市場はマスも大きく、それは浮動客層も多いことを意味する。
「トヨタじゃなきゃ」ではなく、「トヨタでもいいや」という客をどれだけ確保するかがこの市場の鍵となる。
ところがクラウン・マークXなどのトヨタの上級レンジに納まる車は、実はほとんどが固定客層だ。
モデル・チェンジのたびに、顧客の平均年齢が上がるというのがそれを如実にあらわしている。
この少ないパイから切り出した優良レクサス向け顧客は、実際にはクラウンに乗り続けたり、LSではなく次期セルシオをいまだに待っている。
そのくらいの保守層だ。
そこから乗り換えてレクサスに行く層、その数が年間3万6000人なんて、やはり見誤りではないだろうか。
LS投入後には、月当たり5000台=年間6万台だなんてぶち上げているようだが、こんな数字、どこをどうはじけば出てくるのだろ?
ちなみに2005年実績で6万台といえば、このクルマだ。
更に言えば、年間2万4000台売っている輸入車は、フォルクスワーゲン・ゴルフだけだ。
これを見れば、LSの年間販売目標2万4000台が、いかに無謀な数字かわかるだろう。
そんなに売れると思う?
カローラと勘違いしているとしか思えない。